NVIDIA Jetson Nanoのセットアップメモ
NVIDIA Jetson Nanoで開発を行うためのセットアップを公式サイトの手順に従い行った時のメモです。
OSイメージのmicroSDカードへの書き込み
公式の以下のページに記載されている内容に従います。
Write Image to the microSD Card
Etcherというツールが紹介されていて、使ってみたところ非常に簡単に書き込めたのでおすすめです。
ハードウェアのセットアップと初期設定
箱を開封したら、まずボードを載せる紙製の台を組み立てます。
OSイメージを書き込んだmicroSDカードを挿入します。I-O DATAのmicroSDHCカード(16GB)を使用して問題なく書き込みと起動ができました。
ディスプレイ・キーボード・マウスを接続してから、電源を投入します。microUSBから電源を供給する場合は、2A以上供給できるアダプタを使用します。
ブートシーケンスが終わると、ソフトウェアの初期設定を行うウィンドウが表示されます。画面の支持に従い、設定を完了させます。設定が完了すると、Ubuntuのデスクトップが表示されます。これでスタンドアローンでJetson Nanoを利用できる準備が整いました。
Wi-Fiアクセス
TPLINKのWi-Fiドングルを挿したら、問題なく認識されました。ちなみに、ボード起動後に挿入しました。電源投入時にWi-Fiドングルが挿さっていると、起動に失敗することがあるようです。
SSHログイン
デフォルトでmDNSが有効化されているので、Jetson Nanoと同一のLAN上で以下のようにコマンドを入力すればSSHでログインできました。
ssh <ユーザー名>@<マシン名>.local